別れと出会い

こちらは出会い。 島出身(今は別の所に在住。定期的に島へ来ています。)で同じ年の人と飲む機会があった。 中学の時に島を出たため、あまり島のことが分からず、奥さんが猛反対のため、島へ越して来る予定はないとの事だが、とても社交的な人でユニークな感じの人。 スーパーの責任者や議員秘書など、様々な経験をしていて、これは直接言っていた訳ではないですが、彼の今後の目標は地方議員になることではないかなと感じた。 従兄弟が議員をやっているようです。今後も意見交換が出来ればと思ってます。 そしてこちらが別れ。 家業のバイトで定期的に来ていた若者(本業は新聞配達)が、夏前に島を出る事になりました。住込みで踊りの勉強をするとの事。彼の将来を考えれば、こちらの選択がベターなのでしょうが、 若者がまた一人、この島を出て行ってしまうことを考えると何だか寂しい気も。 島の労働環境は、私の個人的な感覚ですが40年ほど遅れていると思います。経営をする上では安い人件費で人を雇えるのでメリットがありますが、やはりどこかでバランスが崩れてしまう。 50年後、この島が無人島になる可能性もゼロではありません。島に住む妻の知人の年配者もそう言っていたそうです。 ただ、この島の現状を劇的にかえる力は今の私にはありません。 でもどうにかしないといけない現状があります。この島の風土や人に触れ、一歩一歩進んでいきたい。既に決めた一本突き抜けた分野を持ち、その後学校を創りたい。 若者が起業できる環境を整備したい。これは町ぐるみでやらないと達成できない。 ビジョンはある。あとは実現できるかどうか。時間はかかるがやっていきたい。その為にこの島へ来た。

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