ゼロ

ちょっと暗い話しになりますが。。。

いつものように本屋にふらっと立ち寄り、徐に本を手に取った。



「永遠のゼロ」???

何の本だろ?っと裏を見てみた。現代の若者が戦死した祖父の事を調べる話し。ちょっと興味があったので読んでみました。

ストーリーは別として、太平洋戦争でのアメリカ軍との戦争が、描かれていた。

無敵戦闘機 零戦
メディア 学徒出陣
長官のおごり
神風特攻隊
若者の葛藤
戦後の軍事差別

自由が当たり前ではなかった時代。

現代に生きる私が、簡単に口にしてはいけない内容である事は確か。
当時の軍人は何を考え、何のために、何と戦っていたのか。
時代は繰り返すというが、繰り返しては行けない歴史。


私の祖父も軍人だった。海軍だった。
とても厳しい人で、遊んでもらった記憶がなく、怒られた記憶しか残っていない。ただ、もっと当時の事を聞いておけば良かったと、今さらながらに思う。

どんなことがあり。何を感じたのか。

祖父は海軍に属し、横須賀にいた。戦友が六角橋にいた事は聞いたことがある。
そして、硫黄島に行き、数少ない帰還者のうちの一人だ。
当時、まだ父が産まれていなかった事を考えると、祖父が戦死していたら私はこの世に存在していなかった。


何となく考えさせられ、10年ほど前に亡くなった祖父の事を思い出した。

自分は本当に恵まれている。これは確実に言える事だ。

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