今年の振り返り

クリスマスイブの夜に今年を振り返りたいと思います。

今年は様々な事がありました。

長女の入園式(お昼寝がないので楽しそうに通っています)
友人K氏の結婚(サプライズで驚きました)
学友との再会(10年ぶりの再会です)
前々職の皆と再会(5年ぶりの再会です)
母の永眠(涙がとまりませんでした)
などなど•••

そして今日は、母の事を書き記したいと思います。

母には親孝行らしい事も出来ず、後悔ばかりが残ります。ただ孫の顔をみせられたのは、せめてもの救い。

決して弱音を言わなかった母。子供の事を最優先に考え、私達を育ててくれました。

病気が分かったのは、1年程前。稀な箇所のガンであった為、研究もそれ程進んでおらず、発見された時には既に手の施しようがない状態でした。私もネットで病気について調べましたが、医者の言っている事と差異はなく、どうする事も出来ない自分が情けなく感じたのを覚えています。奇跡が起こる事を信じて、母の回復を待つしかありませんでした。

毎週のように帰省し母の容体を確認する日々。そしてどうする事も出来ない日々。もどかしい日々が続きました。

母の状態は悪化する一方でした。医者からも いつ急変するか分からない状態と告げられ、私も病院に泊まる事に。それは、決して弱音を口にする事がなかった母が私に「一人にしないで」と言った事、今できるたった一つの親孝行はこれしかなかった。すでに意識が朦朧としている状態でした。

その日はちょうど病院の近くで花火大会があり、看護士が花火が見える位置にベットを移動してくれ、いっしょに見る事ができましたが、私自身、花火を見ながら涙をこらえるので精一杯でした。

決して母の前では泣かないと決めていました。それは、母が一番つらいから。自分善がりではありますが。

そして、奇跡が起こる事なく、次の日の夜、永遠の眠りにつきました。

これは後から妻に聞いた話ですが、母が永眠した同時間に長女が鼻血を出したとの事。初めての鼻血でした。母にそっくりな娘。母が伝えにきたのかもしれません。

親孝行をする事ができませんでしたが、母に恥じぬよう、本気で生きていきたいと思います。

娘達を精一杯育てていきたいと思います。

そして永遠に続かない時間。大切にして行きたいと思います。

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